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なぜドライバーが定着しないのか③
前回まででドライバーが定着しない理由と対策を3つお伝えしましたが、
今回はその続きをお伝えさせていただきます。
前回までお伝えしている理由は次の4つです。
理由①企業特性に合わない人を採用している。
理由②現場マネージャーが部下に興味がない。
理由③初期教育がしっかりされていない。
この3つの理由の詳しい解説は、前回までの記事を見ていただければと思います。
理由④福利厚生が充実していない。
福利厚生を充実させることは必要なことだというのは
皆様おわかりいただいていると思いますが、
実際に対策をしっかりできている会社は少ないように思います。
エン・ジャパン㈱が調査したデータによると、20代~50代全体でみると、
74%の人が福利厚生を重視すると回答しています。
20代だけでみると、83%もの人が福利厚生を重視しています。
若い人を積極的に採用していきたい会社であればなおさら福利厚生を見直す必要があります。
どのように福利厚生を充実したらよいかわからないという方もいらっしゃると思いますので、
いくつか例をご紹介します。
【福利厚生車】
マイクロバスや高級車を無料や、少額で貸し出し。
【福利厚生施設】
ホテルなどに安く泊まることができる。
【遊園地利用権】
ディズニーランドなどの遊園地のチケットを贈呈。
【プレゼント】
誕生日などの日に食事券などを贈呈。
【厚生・共済会】
厚生費利用やお年玉の配布。
【慶事・弔事】
お子さんの入学祝や慶弔見舞い。
【表彰制度】
ベストドライバー表彰や永年勤続表彰など。
以上などが福利厚生の例です。
なかなかハードルが高くすぐに取り入れられないものもあると思いますが、
まずは表彰制度やプレゼントなど、
自社でも実施できそうなものから手を付けていくとよいでしょう。
これを機に、福利厚生の見直しを図られてはいかがでしょうか。