- seminarkanri
デジタルシフトの順序
物流業界は、他業界と比べてまだまだアナログ的な業務が多いと言われています。 これから働き方改革を進めていくためにもデジタル化の取組みは必須になっていきます。 どのようなことからデジタル化していけばよいかということが分からないので、
取組みを始められないという会社も多いと思います。
AI・自動運転・ロボット・RPAなど様々なワードが物流業界で出回っていますが、
デジタル化にも順序が必要です。 まったく今までデータを蓄積してこなかった会社がいきなりロボットやAIを導入しようとしても
ロボット・AIを有効的に利用するためのデータがなければ機能をしません。

まず取り組まなければならないのは、データ蓄積の仕組みを作ることです。
ビックデータ化や見える化をしていくことが重要になってきます。
先日弊社主催の「先進物流企業視察セミナーin関東」で大塚倉庫様に訪問しましたが、
大塚倉庫様ではまず紙をなくすという取り組みから初めてデジタル化を進めてきました。 ロボットやAIを導入しても効率かするのはその仕組みを導入したところだけで
全体最適に本当になるのかという視点を持っています。 新しい仕組みを導入することで全体最適になるのかを分析するためにも
データを蓄積する必要があります。
そして大塚倉庫様では、その全てのデータが連携をしていることが重要だと仰っています。 データを蓄積し、連携する仕組みを作ることで様々な視点で分析が可能になり、
高速PDCAを回すことが可能になります。
皆様の会社でもデジタル化を推進していく中でまずは、データを見える化し、
蓄積・連携する仕組みを作っていくことから初めていただければと思います。
16回の閲覧0件のコメント