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外国出身者採用

物流業界の人材不足が深刻化する中でダイバーシティの推進が
これからとても重要になっていきます。 女性、シニア、未経験者など様々な視点で採用領域を広げて
ドライバーを確保していくことが重要になっていきます。
そんな中静岡県のY社では、日系ブラジルを中心とした外国出身者採用を進めております。
(その他パラグアイ・インド・フィリピンなど)
「ドライバー」だと就労ビザがおりず採用していくのは不可能ですが、
日本国籍を持った外国出身者の方であれば可能となります。 Y社の社長は、元々ブラジル人の繋がりがあったので初めのうちは
知人に声をかけて何名か採用していきましたが、
ある程度人数が集まった段階で戦略的に外国出身者採用を進めていきました。
WEB経由での応募はほとんどなく、基本的には紙媒体を使った採用活動を行なっています。
Y社が本社を置く地域は、日系ブラジル人が多く住むところなのでブラジル人向けの
スーパーやレストランがあり、そこにチラシを置かせてもらったりブラジル人専門の
求人媒体に出稿したりして、応募を集めております。
その他にもブラジル人はコミニュティを好むという特性を活かして
自社でコミニュティを形成、発信しています。
自社でブラジリアンレストランを経営しているのでそこに集客しその後の面接に繋げています。
課題もあり、外国出身者は、日本語を話すことはできるが、
字の読み書きができないという方が一定数いるということです。
そのような問題もスマホを有効活用すれば、今の時代は心配いりません。
「スキャナ&翻訳」という翻訳アプリがあります。
一般的な翻訳アプリは、翻訳したい文字を打ち込む必要がありますが、
このアプリは、翻訳したい文言を写メで撮影するだけで全て訳してくれる
とても便利なツールです。
伝票処理や配車指示などで文字が読めない外国人ドライバーが課題を持つように思いますが、様々な便利ツールを活用していけば課題も解決していくことができます。
多様な働き方を推進していくことで自社のドライバー採用力UPをぜひ実現してください。