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HP戦略
前回の執筆で「採用の導線戦略」のお話をさせていただきました。
今の時代は、ほとんどの求職者が応募をする前にホームページを確認しています。
まずは、自社を知ってもらうために様々な導線からホームページに誘導しようという考え方です。しかし導線をしっかり作りホームページのアクセス数をアップさせただけでは
応募には繋がりません。
アクセスしても欲しい情報が載っていなければ会社のことが分からないからです。

こちらは、求職者にアンケートで「ホームページに訪問した際の不満点は?」
という質問の答えです。
●実際の職場環境がイメージできなかった
●企業のイメージが具体的に確認できなった
●募集要項等の情報しか得られなかった
私も仕事柄色々な運送会社のホームページを拝見する機会があるのですが、
荷主向けの情報はとても充実しているのに
採用情報は募集要項しかないというのをよく目にします。
応募に繋げるホームページを作るには、
応募をしたくなるようなページ構成にしなければなりません。
今の時代求職者が求めている情報は次の通りです。
●安全・安定な会社かどうか
●長時間労働はないか
●未経験者だけど大丈夫か
●家族が安心してくれる会社か
●一日の仕事の流れはどのような感じか
応募に繋がらないホームページのもう一つの特徴は、
文字ばかりで写真が少ないホームページです。
今の時代90%以上の方がネットでの求職活動をパソコンではなくスマホで行っています。
パソコンで調べていた時よりも気軽な気持ちで探している場合が多いので、
細かい内容等はあまり見ずキャッチコピーと写真でイメージを湧かせている場合が多いです。
私達がホームページを作る際に心がけているのは、
伝えたいコンテンツ毎に写真を入れて基本的に詳細文は3行以内にすることです。
写真の選定もとても重要でその写真を見ただけで
ある程度イメージが分かるものを使用しましょう。
最近だと写真の中にキャッチコピーを入れたアイキャッチ画像も流行っています。
受け皿戦略と導線戦略の両方を意識しながら自社の採用活動に活かしてみください。